ハンドメイド作品に必須のTピンの使い方をご紹介します。
初心者の方がまず何から揃えたいいのか迷った時に、購入してほしいものの一つです。
Tピンとは
Tピンは、ローマ字【T】の形をしたピンです。
ピンにビーズを通して、先を丸やっとこで丸めて輪を作りピアスフックや、イヤリング金具などつけるものになります。
Tピンには素材、長さ、太さなどいろいろなものがあります。
ビーズ1個なら15mm、大きめビーズや複数つなげる場合は長めの80mmを使うなど、作品によって長さを変えて使用します。
他にも金属アレルギー対応のものもございます。
私の娘は金属アレルギーなので、ニッケルフリー、サージカルステンレス、K16GPなどの素材を使用しています。
使用例
上記のピアスはTピン、ビーズ、ピアスフックの3点のみで作ったものです。
初心者の方でもすぐに簡単に可愛いピアスを作ることができます。
Tピンの使い方
Tピンの使い方をピアスを作りながらご紹介します。
材料
- Tピン
- ビーズ
- 丸カン
- ピアスフック
使用する工具
- ニッパー
- 丸やっとこ
- 平やっとこ
1.Tピンにすべてのビーズを通します。
2.ビーズの根本から直角に折り曲げます。
細いものでしたら指で曲げます。
太くて指で無理な時は、平やっとこを使って折り曲げましょう。
3.折り曲げた根本から7~8mmのところで、ニッパーを使ってカットします。
注意
カットする時飛びやすいので、手を丸めて、てのひらの中でカットするか、カットする部分を下に向けてカットしましょう。
ニッパー
カットした状態です。
4.次にカットした先端を丸やっとこではさみます。
そのままクルッと手のひらを内側に返して、先端をビーズの穴に向かって丸めます。
隙間ができないように輪を作りましょう。
5.作った輪の左右を平やっとこではさみます。
左右に引っ張るのではなく、前後にずらします。
平やっとこが2つない場合は、平やっとこと丸やっとこではさみます。
隙間ができました。
6.隙間から丸カンを入れます。
7.丸カンを入れたら。平やっとこを使ってもとに戻します。
この時も左右ではなく、前後に動かします。
今回はTピンの使い方なので割愛しますが、このあと丸カンにゴールドパーツとピアスフックをつけて完成です。
貴和製作所様に詳しい動画がありましたので、参考にどうぞ。
貴和製作所
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Tピンの太さによってもカットする位置が変わってきますが。アクセサリーなど小さなものを作る時は、細いTピンを使うので、カットする位置は7~8mmで大丈夫です。
最初のうちは丸めるのも上手にできないと思いますが、練習するうちにコツが分かってきます。
たくさん練習しましょう^^